髪は1本1本毛細血管につながっている
髪はどのように生えているのか考えてみる
今回は髪を増やす最も大切で、最速な方法をお伝 えしたいと思います。
まず、髪はどのように生えているのか考えてみましょう。
心臓から送り出される血液が、頭の末端の毛細血管まで流れて、毛穴にある毛乳頭の一つ一つに血液が送られます。
毛乳頭には栄養=タンパク質が蓄えられ、
毛根は毛乳頭から栄養をもらって育ちます。
つまり、血流を良くして頭皮の毛細血管まで血液を流し、栄養を届けることが髪を増やすことになります。
育毛剤やサプリは髪を増やす近道ではない
なので、血液の循環が悪いと、毛細血管に血液が流れなくなり、髪が抜けてしまいます。
髪を早く増やしたくて安易に育毛剤を塗ったり、サプリを飲んでいる方などが多いと思います。実際私もその一人でした。
ですが、それは髪を増やす近道ではなく、逆に遠回りしているといっても過言ではありません。
分かりやすくするために、
頭皮は畑、髪は畑で育つ作物として考えてみましょう。
どんなに畑に肥料(育毛剤)をまいても、水(血液)がなければ作物は育ちません。
土(頭皮)がカチカチだったり、水はけが悪ければ、根(毛細血管)を張れず、水(血液)や肥料(育毛剤)を吸収したり、保持できません。
そして、そもそも種や苗(髪の素=タンパク質)がなければ、作物(髪)自体が生えてきません。
つまり、髪を増やしたいなら、「血流を良くしてタンパク質を摂る」
これが一番の近道なのです!
育毛剤やサプリは、頭皮の状態が良く健康的な髪が生えている方が、それを維持するため、またはもっとよくするためのオプションという程度に考えてください。
薄毛の原因
簡潔にいうと以下が薄毛の原因になりえます
・冷え性=血流が悪い
・肩こり=血流が悪い
・運動不足→血流が悪くなる
・ストレス→自律神経が乱れる→血流が悪くなる
・タンパク質不足=髪の素が足りない
薄毛で悩んでいる方は大抵どれか思い当たるものがあると思います。
タンパク質は内臓や皮膚、細胞の生成にも使われ、髪に使われるのは最後です。
自分は肉や卵を食べているから大丈夫と思っていても、実は足りていない方が多いです。
必要なタンパク質量の目安は、片手のひら分のお肉や魚、卵、大豆製品で、
これを1日3回、つまり毎食食べてください。
髪を増やす具体的な方法
そして髪を増やす具体的な方法は以下になります
・半身浴 or 湯舟でじっくり温まる(40度以下)→血流を良くする
・適度な運動→血流を良くする
・温かい食事→血流を良くする
・リラックス→自律神経を整える→血流を良くする
・適切にタンパク質を摂る
特に注意して頂きたいのが、タンパク質は体内に貯めておくことができませんので、毎食食べる必要があるということです。
例えば、昨晩ステーキ食べたから、今日は軽く野菜サラダだけでいいやというのはタンパク質の適切な摂取の仕方としては間違いです。
どんなに一食でタンパク質をたくさん摂取しても、余ったものは脂肪になってしまい、昨晩のタンパク質は今日はもう体内に残っていません。
サラダにツナや卵等のタンパク質を加えて摂取するようにしてください。
即、自然に髪が増えることはない
髪は生えてきて、目に見えて増えたなと感じる程度に育つまで半年程かかります。
つまり、どんなに最速で増えたとしても効果が出るまで半年はかかるのです。
それをふまえて、上記に書いた血流を良くする習慣と髪を増やす食事を日々たんたんと続けてみてください。
いつの間にか髪が増えていると思います。
そして、髪だけでなく肌つやも良くなり、健康的になっていると思います。
※AGAの場合は、男性ホルモンが原因であり、上記の話は通用しません。
AGAが疑われる方は、病院の受診をおすすめします。
元システムエンジニア
20代から薄毛に悩み、育毛マニアになるべくしてなる。
育毛人生のゴールで増毛エクステに出会う。
自分と同じように薄毛に悩む人を笑顔にするべく40代で増毛師に転身
2023年5月 栃木県足利市に 増毛サロンLOOK plus hair をOPEN