トリートメントは髪をいためる

突然ですが、「えっ!なんて?」というタイトルかもしれませんが、
本当の話なんです。
実はトリートメントは髪をいためます。
では順を追って説明します。

1.髪はもう死んでいる

「トリートメントで髪に栄養を与える」とか聞くと思いますが、
髪はそもそも死んだ細胞の角化したものです。
肌の角質や爪と同じなのです。死んでいるからハサミで切っても痛くないのです。
死んでいるので、栄養なんて与えられても吸収できません。
枯れた植物に栄養与えても復活しませんよね。それと同じです。
残念ながら、一度いたんだ髪は何をしても状態はよくなりません。

2.トリートメントはコーティング

じゃあ、トリートメントって何のためにするの?
トリートメントするとサラサラになるじゃん?あれは髪が良くなっているんじゃないの?
と思いますよね。
トリートメントはただのコーティングなんです。爪に塗るマニキュアと同じ。
ファンデーションみたいに表面についているだけ。
表面上、手触りを良くしたり、ツヤを出したりして良く見せているのです。
なので、トリートメント効果が強いものほど、24時間365日なかなか落ちない強いファンデーションをてっかてかに塗っているのと同じ感じになるので、髪や頭皮をいためます。
また、コーティングされているので、パーマもかかりづらいし、染まりにくいです。
そして、トリートメントすればするほど髪はいたんでしまいます。
なので、トリートメントをした直後は状態が良くても、何週間かすると(コーティングがはがれる)、髪がパッサパサという経験したことあるのではないでしょうか。

3.何もしないが一番だったりする

顔の肌も「ファンデーションで保護した方がいい」とか、「化粧水でパッティングした方がいい」とか、「マッサージした方がいい」とか色々な説がありますが、実際には「何もしてません」「石鹸で洗うぐらいかな。」
「普段スッピンです。」という人の肌が一番きれいだったりしませんか?
最近はスキンケアは何もしない方がいいという説が出てきています。
これは髪にもあてはまることで、実は何もしない方がいいのです。
何もしないことで、頭皮の余計な負担を減らし、頭皮環境が整い、頭皮本来のバリア機能が働き、より良い髪が生成されます。(より良い細胞が死んでいきます)

化粧品もしかり、シャンプーやトリートメントを色々試したり、たくさん使って、何を使っていいか分からないと言っている人程、かゆみや、湿疹、髪の痛み等、トラブルを抱えている人が多いです。

4.おすすめのケア方法

何もしないのが一番ですので、湯シャン(お湯で頭皮を洗う)か、
湯シャンに抵抗のある方は洗浄力の弱いアミノ酸系シャンプーで優しく洗い、頭皮にシャンプー剤が残らないようによくすすぎます。
そのままだと髪のきしみが気になる方は、少量のリンスをなじませ、シャンプーと同じようによくすすぎます。
頭皮にはシャンプーもリンスも残らないように徹底的にすすいでください。
そして、ごしごしせずにタオルで吸水し、早めにドライヤーで乾かします。
以上です!

5.栄養と睡眠と運動

そして結局のところ、髪に一番いいのは、栄養のある食事と良い睡眠、適度な運動です。
これにつきます。





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