増毛エクステのお手入れ方法
ご存知の通り、増毛エクステは基本的には特別なお手入れは必要ありません。
自毛と同じように扱えます。
が、やはり人工毛を自毛に結び付けているものですので、全くとれないという訳ではなく、
3割程度はとれたり、使用状況によっては形状が悪くなります。(自毛と同じです)
でも、なるべくなら1本も無駄にしたくないし、きれいに保ちたいですよね。
その為にできるお手入れ方法をお伝えします。
増毛エクステをつけたら注意したいこと6選
1.シャンプー後なるべく早く(できれば5分以内)
結び目をドライヤーで乾かす
自毛は濡れて水分を含むと膨張しますので、濡れていると結び目がゆるみやすくなります。
また、エクステは熱を加えると締まる性質があります。
そのため、シャンプー後はドライヤーでなるべく髪をすぐ乾かし、
結び目に熱を加えることでとれにくくなります。
2.枕にシルク素材のカバーをする
またはナイトキャップをかぶる
自毛もそうですが、就寝時に枕でこすれるとエクステは傷みやすく、からまりやすくなります。
シルク素材のカバーはツルツルした素材で、通気性もよい為、髪同士がからまりにくくなり、寝ぐせ防止にもなります。
3.櫛は目の粗いクッションブラシを使う
目の細かい櫛は結び目にひっかかり、エクステがとれる原因になります。
なので、目の粗いブラシを使ってください。
専用の商品でなくても大丈夫ですが、心配な方はエクステ用のクッションブラシを使用すると良いと思います。
また、なるべくなら結び目部分はさけてとかした方がいいです。
これは私自身の経験とお客様からのお話を聞いて分かったことですが、
エクステがとれてしまうのは、大体櫛でとかした時です。
男性のお客様は普段髪を櫛でとかさないという方が多く、そういう方はエクステはめったにとれないとおっしゃいます。
なので、絶対にエクステがとれないようにしたいという方は、極力結び目部分はとかさないようにしてください。
4.洗い流さないトリートメント(ミストタイプ)を使う
トリートメントは髪の表面をコーティングするものなので、コーティング剤でエクステが滑って取れやすくなりますし、実はトリートメントは頭皮をいため頭皮環境を悪くします。
トリートメントは乾燥を防ぐ為にしていると思いますので、なるべく頭皮につけずに髪の乾燥を防ぐのには、洗い流さないトリートメント(ミストタイプ)が最適です。
乾いた髪に毛先からつけて、なるべく頭皮や結び目にはつけないようにしましょう。
5.頭皮環境を改善する
抜け毛が増えると、つけたエクステも自毛と一緒に抜けてしまいます。
なるべく抜け毛を減らすように頭皮環境を改善しましょう。
それにはきちんとした食生活、良質な睡眠、適度な運動が何より大事です。
育毛剤などは必要ありません。
頭皮が乾燥したら、顔につける化粧水をつけてやさしくマッサージしましょう。
6.1~3か月に1回メンテナンスする
髪が伸びるとエクステの位置がどんどん根元から離れて、見た目も悪くなり、またひっかかりやすくなりますので、
3センチ伸びたらリペアする必要があります。
なので、最善の頻度は1か月に1回ですが、無理な場合は最低でも3か月に1回はご来店ください。
あとがき
以上がエクステのお手入れ方法ですが、自分で書いておいてなんですが、それほど神経質にお手入れする必要はありません。
何を隠そう私自身がエクステをつけておきながら、たいした手入れはしていません。
すぐ乾かすことと、目の細かい櫛は使わない、それなりの食生活、よく寝る、犬の散歩する、程度のことしかしてません。(苦笑)
それでも、7割は髪に残り、1~2か月のメンテナンスでキレイな状態を保持できています。
私自身は、経験上一番髪によくないのは、神経質に髪のことを考えすぎること、髪をいじりすぎることだと思っています。
エクステを付けてやっと髪の悩みから解放されたわけですから、どうぞ髪のことは忘れて、毎日を楽しんでください。
それが髪にも心にも一番です!
元システムエンジニア
20代から薄毛に悩み、育毛マニアになるべくしてなる。
育毛人生のゴールで増毛エクステに出会う。
自分と同じように薄毛に悩む人を笑顔にするべく40代で増毛師に転身
2023年5月 栃木県足利市に 増毛サロンLOOK plus hair をOPEN